プログラム
アカデミック・カレンダー
国際地域学の基本的な知識と応用能力を涵養することから修士論文の完成に至るまで、一貫性のある体系的な研究指導を行います。
カリキュラム
専門科目
本プログラムは、国際社会、地域国際関係、各国政治・経済という重層的な構造を考え、それを研究していくために、「国際社会研究科目群」、「地域国際関係研究科目群」、「地域(各国)研究科目群」という3つの学問領域から成り立っています。国際社会研究科目群では、様々な視点から国際社会を分析するための基本的な概念、理論、政策的課題に関する教授を行うことを目的にしています。地域国際関係研究科目群では、様々な国家や地域における国家間関係の比較を通じて地域システムを分析する基礎を築きます。また地域(各国)研究科目群では、政治、経済、社会などの側面から東アジア各国(日本、ロシア、中国、韓国)に関する詳細な分析に焦点を当てます。
分野横断的科目
また、こうした科目群を横断する「研究基礎科目群」を配置しています。これらは、本大学院において国際社会、地域(各国)のいずれを研究する場合にも必要となる知識、理論について修得するだけでなく、統計的データの処理や分析の技法の修得を目的としています。さらに、英語アカデミック・ライティング及びプレゼンテーションといったような「アカデミック外国語科目」を設けることで英語による専門的なコミュニケーション能力を養成します。
2024年度カリキュラム
修士論文の評価基準
新潟県立大学大学院国際地域学研究科ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、修士論文の評価基準を以下のように定める。
- 修士論文は、申請者自身の単著であるとともに、その内容については、本人以外の論文ないし研究発表の独自性やアイディアを侵害する箇所を含んではならない。
- 修士論文は、著作権、肖像権その他の本人以外の権利を侵害してはならない。
- 修士論文は、修士の学位を受ける者は、各専門分野・コースにおける基礎的な研究能力、高度の専門性が求められる職業を担うための能力を修得したことを示すものでなければならない。
- 修士論文には、研究の背景や目的、先行研究や関連研究の状況、研究内容の位置づけや意義、結論が、合理的な構成の下に含まれるものとする。
- 修士論文の審査及び最終試験では、以下の諸点を考慮して評価を行うものとする。
- 論文主題が社会的、学問的意義を有し、その主題に即した研究方法が適切である。
- 主題に係る先行研究を踏まえた検討が行われ、かつデータや資史料などを的確に収集、処理、引証している。
- 論旨が明快で一貫し、適切な文書表現によって論述されている。
- 当該学術分野又は専門職における議論の深化、発展に貢献し得る一定の学術的または実践的意義を有している。
履修モデル
国際社会研究
国連を始めとする国際機関の国家公務員、あるいは海外の企業に就職し、グローバル規模で活躍する人材に向けたモデル。主に国際研究分野で基本的な知識の修得、研究を進め、必要な実践的な知識、技量を獲得した上で、グローバルな活躍の土台となる科目を多く履修します。
1年次
研究基礎科目 | |
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セメスター1 | セメスター2 |
国際地域学研究基礎 地域研究の理論と方法 総合演習Ⅰ |
データ分析の方法と応用 総合演習Ⅱ |
研究発展科目 国際社会研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
国際制度(機構)論 国際経済政策論 |
国際経済学 国際政治特論 |
研究発展科目 地域国際関係研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
東アジア国際関係特論 |
研究発展科目 地域(各国)研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
現代の外交 ※「現代日本特論」との隔年開講 |
現代東アジア特論(ロシア) |
アカデミック外国語 | |
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セメスター1 | セメスター2 |
英語プレゼンテーション | 英語アカデミック・ライティング |
2年次
研究発展科目 地域国際関係研究 |
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セメスター3 | セメスター4 |
国際開発の政策 |
研究指導科目 | |
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セメスター3 | セメスター4 |
研究指導 |
地域(各国)研究
地域に軸足を置き、国際的な環境の理解・分析に関する能力を活かしながら、地域での活動をグローバルな次元に結びつけるような活躍を希望する人材に向けたモデル。国際地域学の基本的な知識を修得するとともに、国際制度や東アジアの国際関係、国際開発の政策、さらには、データ分析を履修し、特にロシア、中国、韓国などの政治、経済的な位置づけを分析します。
1年次
研究基礎科目 | |
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セメスター1 | セメスター2 |
国際地域学研究基礎 地域研究の理論と方法 総合演習Ⅰ |
データ分析の方法と応用 総合演習Ⅱ |
研究発展科目 国際社会研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
国際制度(機構)論 | 国際経済学 |
研究発展科目 地域国際関係研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
比較政治学 | 東アジア国際関係特論 地域統合論 |
研究発展科目 地域(各国)研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
現代の外交 ※「現代日本特論」との隔年開講 |
アカデミック外国語 | |
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セメスター1 | セメスター2 |
英語プレゼンテーション | 英語アカデミック・ライティング |
2年次
研究発展科目 地域国際関係研究 |
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セメスター3 | セメスター4 |
国際開発の政策 |
研究発展科目 地域(各国)研究 |
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セメスター3 | セメスター4 |
現代東アジア特論(中国) |
研究指導科目 | |
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セメスター3 | セメスター4 |
研究指導 |