プログラム
アカデミック・カレンダー
国際地域学の基本的な知識と応用能力を涵養することから修士論文の完成に至るまで、一貫性のある体系的な研究指導を行います。


専門科目
本プログラムは、国際社会、地域国際関係、各国政治・経済という重層的な構造を考え、それを研究していくために、「国際社会研究科目群」、「地域国際関係研究科目群」、「地域(各国)研究科目群」という3つの学問領域から成り立っています。国際社会研究科目群では、様々な視点から国際社会を分析するための基本的な概念、理論、政策的課題に関する教授を行うことを目的にしています。地域国際関係研究科目群では、様々な国家や地域における国家間関係の比較を通じて地域システムを分析する基礎を築きます。また地域(各国)研究科目群では、政治、経済、社会などの側面から東アジア各国(日本、ロシア、中国、韓国)に関する詳細な分析に焦点を当てます。
分野横断的科目
また、こうした科目群を横断する「研究基礎科目群」を配置しています。これらは、本大学院において国際社会、地域(各国)のいずれを研究する場合にも必要となる知識、理論について修得するだけでなく、統計的データの処理や分析の技法の修得を目的としています。さらに、英語アカデミック・ライティング及びプレゼンテーションといったような「アカデミック外国語科目」を設けることで英語による専門的なコミュニケーション能力を養成します。
平成30年度(2018年度)カリキュラム

履修モデル・国際社会研究
国連を始めとする国際機関の国家公務員、あるいは海外の企業に就職し、グローバル規模で活躍する人材に向けたモデル。主に国際研究分野で基本的な知識の修得、研究を進め、必要な実践的な知識、技量を獲得した上で、グローバルな活躍の土台となる科目を多く履修します。
1年次
研究基礎科目 | |
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セメスター1 | セメスター2 |
国際地域学研究基礎 グローバル・ガバナンス論 データ分析の方法と応用 総合演習Ⅰ |
総合演習Ⅱ |
研究発展科目 国際社会研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
国際制度(機構)論 政治学研究方法特論 |
データ分析特論 国際経済学 |
研究発展科目 地域国際関係研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
リンケージ政治論 |
アカデミック外国語 | |
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セメスター1 | セメスター2 |
英語プレゼンテーション | 英語アカデミック・ライティング |
2年次
研究発展科目 国際社会研究 |
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セメスター3 | セメスター4 |
国際経済政策論 国際ビジネス特論 |
研究発展科目 地域(各国)研究 |
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セメスター3 | セメスター4 |
現代の外交 |
研究指導科目 | |
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セメスター3 | セメスター4 |
研究指導 |
履修モデル・地域(各国)研究
地域に軸足を置き、国際的な環境の理解・分析に関する能力を活かしながら、地域での活動をグローバルな次元に結びつけるような活躍を希望する人材に向けたモデル。国際地域学の基本的な知識を修得するとともに、国際制度や東アジアの国際関係、国際開発の政策、さらには、データ分析を履修し、特にロシア、中国、韓国などの政治、経済的な位置づけを分析します。
1年次
研究基礎科目 | |
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セメスター1 | セメスター2 |
国際地域学研究基礎 地域研究の理論と方法 データ分析の方法と応用 総合演習Ⅰ |
総合演習Ⅱ |
研究発展科目 国際社会研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
国際制度(機構)論 | データ分析特論 |
研究発展科目 地域国際関係研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
東アジア国際関係特論 |
研究発展科目 地域(各国)研究 |
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セメスター1 | セメスター2 |
現代東アジア特論(ロシア、韓国) |
アカデミック外国語 | |
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セメスター1 | セメスター2 |
英語プレゼンテーション | 英語アカデミック・ライティング |
2年次
研究発展科目 地域国際関係研究 |
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セメスター3 | セメスター4 |
国際開発の政策 |
研究発展科目 地域(各国)研究 |
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セメスター3 | セメスター4 |
現代東アジア特論(中国) 現代の外交 |
研究指導科目 | |
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セメスター3 | セメスター4 |
研究指導 |