学長 若杉 隆平

大学院国際地域学研究科は2015年に創設されました。他に見られないユニークな知の拠点を目指して、国際社会の動向とその在り方に関する研究、東アジアを対象とする国際関係の研究、ロシア・中国・韓国を中心とする地域研究、東アジアと日本に関する経済研究に重点を置いた教育研究に取り組んでいます。こうした教育研究上の特徴は、本学の立地する新潟が日本海を挟んでロシア・中国・韓国と深く関わる地域であることに由来します。
大学院での教育研究は国際性に富み、オープンな環境のもとに行われています。教授陣には、アメリカ、イギリス、中国、台湾、オーストラリアなどの世界の各国・地域で教育研究に携わってきた国際性豊かな教員が数多く加わり、日本語だけでなく、英語による講義・演習が行われています。入学してきた学生は、学部から進学した学生、海外留学生、企業・自治体から派遣された学生など多彩です。
迎え入れた学生には、奨学金制度を設け、指導教員のもとでの充実した少人数教育を行っています。本大学院で学ぶことにより、グローバルな視野を持つタフなプロフェッショナルとしての実践力を身につけていただきたいと思います。

1988年 東京大学より経済学博士を取得
1989年 信州大学経済学部教授
1992-2004年 横浜国立大学経済学部教授
2004-2010年 慶應義塾大学経済学部教授
2006年-現在 横浜国立大学名誉教授
2007-2012年 京都大学経済研究所教授
2012年-現在 京都大学名誉教授
2013-2015年 学習院大学経済学部特別客員教授
2015-2017年 新潟県立大学政策研究センター教授
2017年-現在 新潟県立大学理事長兼学長

研究科長 伊藤 晋

国際地域学研究科は、「国際」と「地域」をキーワードに、国際社会と地域社会が直面する課題に対し、グローバル且つ学際的な視点で貢献できる研究者や高度な専門知識を有する実務家を育成しています。
本研究科では、世界各地で教育研究に携わった、多様な専門分野やバックグランドを持つ優れた教授陣を擁しています。研究面では、複数の指導教員による日常的な研究指導の他、修士論文中間報告会等では全教員からアドバイスを得ることができるなど、院生と教員の距離が近く、研究科全体で学生をサポートする体制が構築されています。また、社会経験を積んだ社会人や留学生を受け入れる体制を整え、多様な学問的関心に対し、幅広い視野から研究指導を行っています。更に、本研究科では、質的および量的な研究分析能力、外国語によるプレゼンテーション能力などを培い、英語で開講される科目のみで修士号を取得できることも魅力の一つです。
研究とは、先学の研究成果を踏まえ、更に一歩先に進めることであり、そこでは新規性、オリジナリティが重要となります。そのため、研究は決して生易しいものではありません。他方、研究は先学との対話でもあり、指導教員との議論、院生同士の助言・励まし合い等、新たな知を生み出す知的創造の世界は、大変刺激に満ちたものでもあります。
本研究科は2015年の創設後、既に国際社会や地域社会で活躍する人材を輩出しています。このように恵まれた環境を最大限活用し、自分なりの研究テーマを見出し、新たな知見に辿り着く知的作業ができるよう、研究科として全力で皆さんを応援します。新潟県立大学大学院国際地域学研究科でともに学び、国際社会や地域社会に貢献し、課題解決に向けた変革を目指される熱意に溢れる皆さんの入学を、教授陣一同、心待ちにしています。

1987-1999年 海外経済協力基金(OECF)
1999-2008年 国際協力銀行(JBIC)
2008-2021年 国際協力機構(JICA)
2018-2021年 中央大学 全学連携教育機構 特任教授
2021年-現在 新潟県立大学大学院国際地域学研究科 研究科長、教授